【エアコン】HFO-1234yfとは・・・!②

2月の小正月行事

「大館アメッコ市」

直前まで全く雪がない今年の冬でしたが

当日はすっかり雪景色

400年以上続く伝統行事が「らしい」天気になったのは

うれしいですね^^

 

さて、前回の続きになります。

 

HFO-1234yf(R-1234yf)

新冷媒です。

 

前回の投稿では

地球温暖化係数(GWP)が1以下!

というところまででした。

 

そして搭載車種がようやく増え始めた、とお伝えしました。

 

気になる点・・・

 

①価格は?

②エアコンがもし壊れたら?

③事故で修理しなきゃいけなくなったら?

 

 

A①

はっきり申し上げまして、、高いです!

普及が進めばもっと値段は落ち着くと思いますが

200gのサービス缶が小売価格で12,000円~15,000円ほど・・・

R-134aの10倍かそれ以上します(泣)

乗用車ですと車種にもよりますが350~900gほどのガスが必要です。

車両後部にもエアコン配管があるファミリーカータイプは

ガスの量が多いです。

 

A②③

HFO-1234yf専用の冷媒回収機

当社にございます!

大館で1番目、秋田県内で2番目の導入です。

先日届きました。

ピッカピカの一年生^^

未使用新品です。

 

温暖化係数(GWP)が低い

⇒大気に放出しても問題ない

⇒回収機は必ずしも必要ではない(法的に)

 

のですが・・・

A①でもあったように・・・ガスが高い!

ので、大気放出なんてもったいない、のです。

 

R-1234yfの冷媒500gが初期充填されている車が単独事故を起こしたとします。

残念ながら、車両保険に入っていませんでした。(実費修理)

エアコンガス漏れがあった場合。

 

冷媒回収機のある電装屋さんでは、車輌に残っているガスを回収して

再利用ができます。300g残っていれば、購入するのは200gでいいわけです。

 

冷媒回収機のない電装屋さんでは、修理の際いったんすべてのガスを大気放出し

新たに500gの充填が必要となります。

(充填するだけなら回収機がなくても、ゲージマニホールドという機器があれば可能です)

(R-1234yfは可燃性ガスのため、取り扱いは危険です)

 

ここで修理代に18,000円~22,500円の差が生まれます!

大きいですね・・・

 

当社ではお客様の負担を少しでも減らせるよう

努力してまいります^^

 

今日も読んでいただきありがとうございました^^

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